いびきによる弊害

いびきというのは、いびきをかいている本人は気づいていない場合がほとんどです。身近な人に指摘されて自分はいびきをかく人間だと知らされるのが大半でしょう。
いびきによる弊害としては、もちろん寝室をともにする周りの人間にたいして、うるさくて眠れないというものがあるでしょう。しかし、それだけでなく、いびきをかく人自身にもいろいろな問題を生じさせていることも、見落としてはいけません。
周りへの弊害
・大イビキ
本人の睡眠にかんして
・朝の目覚めが悪い、起きると頭が痛い
・熟睡感がない
・昼食の後くらいに、すごく眠くなってしまう
・運転中や会議の最中に異常に眠たくなる
・集中力が無くボーっとする
・夕方近くになってくるとすっきりして元気が出てくる
本人の身体的弊害
・朝目覚めると喉が乾燥している
・朝起きた時、顔にむくみがある
・肩こりがひどい。
そのほかいびきに関係があるもの
・血圧が高い
・不整脈がある
・かなり太っている
・アゴの大きさ

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いびきの原因と睡眠時無呼吸症候群

いびきはノドの奥が狭くなってしまうことで起こる場合がほとんどです。鼻と口から続く部分がのどの奥でつながっていますが、この部分がふさがれて、狭くなってしまうことでいびきの症状となります。
このふさがり具合がひどくなると、気道が塞がってしまい、「睡眠時無呼吸症候群」(SAS Sleep Apnea Syndrome)といわれる症状になります。
前述のように、イビキが大きくて、朝の目覚めがすっきりしないとか、昼間に眠気が襲ってくるというような症状がいくつか重なると思う方は、「睡眠時無呼吸症候群」の疑いがあります。
医学的な診断としては、睡眠中に無呼吸(10秒以上の呼吸停止)が1時間に5回以上または7時間中に30回以上ある方が睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
この症状が問題になるのは、無呼吸がつづくことで体に負荷がかかり生活習慣病(高血圧や心疾患など)につながる点です。また昼間の眠気による事故(交通事故、労災事故)に関係するため、本人だけでなく社会的にも問題となります。
しかしこのSASというのは、それほど特殊な病気ではなく、日本では200万人くらいいると言われています。

いびき防止の対策や治療

CPAP療法
医師の診察を受けてSASと診断された場合は、内科的な治療法としてCPAP療法というのが用いられる場合が多いです。この治療は睡眠時に鼻マスクを装着して、鼻から気道に空気を送り込むというものです。
耳鼻咽喉科的手術
扁桃や口蓋垂が大きいのが原因で、外科摘出をおこなうのが適切と診断される場合に適用されます。
マウスピース(一般的ないびき防止グッズ)
上記に当てはまらないで、症状もそれほど重くない場合は、家庭でできる、いびきの防止グッズとして、マウスピースがあります。
これは本格的なものは、専門の歯科医に相談してオーダーメードすることになりますが、そこまでしなくてもいい方は一般に販売されているいびきの防止グッズを用いればいいでしょう。
いびき防止専用に開発されたマウスピースはいろいろ販売されています。そのほか、鼻につけて呼吸しやすくするタイプの鼻呼吸サポータータイプや、口が開いても下顎が下がらない様に首に装着して支えにする器具などもあります。
やはり、いびきやSASに対しては、マウスピース型のものが効果が期待できるようです。
いびき防止グッズは、毎日使用するものですから、装着が簡単で、手入れもしやすく、長く使用できるものを選ばれるといいと思います。
いびき防止グッズを使用するにしても、症状が重いと感じられる方は、医師の診断を先にうけてみられることをおすすめします。

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