腹式呼吸への注目が集まっています。健康、ダイエット、カラオケの上達などにも腹式呼吸は効果があるといいます。腹式呼吸の簡単なやり方を解説します。
腹式呼吸とは何か?最近は健康に気を使う人が増えている為か、身体、健康の事に関する情報に触れる機会も多くなり、腹式呼吸という呼吸法にも注目が集まっています。
腹式呼吸はお腹を膨らませたり、凹ませたりすることで、横隔膜を上下させる呼吸法です。
腹式呼吸は血行促進や冷え性、リラックス効果、ダイエット、その他にも発声が良くなりカラオケの上達にも効果があると言われています。
私たち現代人が普段している呼吸法は胸式呼吸といって、息を吸うときに胸が膨らみ、肩が上がります。ラジオ体操で行なう深呼吸を思いだしてみて下さい。大きく胸を膨らませて呼吸をしていますよね。あの時の呼吸法が胸式呼吸です。
私たちは、胸式呼吸だけで、腹式呼吸を全くしていないという訳でもありません。睡眠時には自然と腹式呼吸になっている人が大半といいます。
この腹式呼吸を睡眠時以外でも行なえるようになると、先ほど挙げた様々な効果が期待できます。では、その腹式呼吸のやり方を説明していきます。
腹式呼吸のやり方は息を吸うときにお腹を膨らませるようにし、息を吐くときにはお腹を凹ませるように呼吸します。大きくゆっくりと鼻から吸い、息を吐くときは吸う時よりも更にゆっくりと身体の中の空気を全部吐き出すようにして下さい。慣れないうちは息を大きく吸い込もうとすると胸を膨らませて呼吸してしまうことが多いので、胸は動かさずお腹を動かす腹式呼吸となるように意識してください。
上手くできないという人は仰向けに寝た体勢を取り、お腹に手を当てながら、意識を腹部に集中して、お腹が動いていることを確認しながら行なって下さい。ポイントは息を吐ききる事。お腹を凹ませて最後まで息を吐ききった後に、凹ませていたお腹の力を緩めると、自然と息が吸い込まれくるというイメージで腹式呼吸をすると上手くできると思います。
東洋の武道や芸道、座禅、ヨガなどでは呼吸方法を重視しています。丹田呼吸法といわれていて、丹田(臍の下あたり)に意識を集中させる呼吸法です。
人間は感情が高ぶったり、ストレスを感じたりすると、息が荒くなり呼吸が浅くなるため、吸っても吸っても酸素が足りない状態になってしまうのです。
深い呼吸ができる腹式呼吸では心を落ち着かせ、体の力を抜き、雑念を振り払うことができるのです。
丹田は呼吸に限らず、あらゆる動作を丹田を中心に捉えています。力の源、気を練る場所といわれ、日本の武道などでも「腰を入れる」、「下っ腹に力を込める」といったような表現は、丹田を指しています。この丹田呼吸は人間にとって最も自然な呼吸法といいます。
何故なら人間は生まれたばかりの赤ちゃんの時は、腹式呼吸をしているそうです。赤ちゃんは小さな体とは思えないほど、大きな声で泣いていますよね。それほどの大きな声が出せるのは腹式呼吸をしているからです。
最終更新日:2009/10/10